まず、最初に計量が大事ですね。計量カップなどで正確な計量しないと水の量も変わってしまいます。当然同じように炊飯しても硬かったり柔らかすぎたりと安定した食味は望めません。できるだけ正確な量にしてください。
お米をとぐ方法についてですが、近頃のお米は精米技術の向上により研ぐというより軽く洗うイメージですね。
そこでとても重要なのが、最初に注ぐ水はお米を浸してから30秒くらいですばやく流すことです。一気にお米が水分を吸収しますから、できるだけ最初の水は早めに流してください。
その後、水切りをした状態で手のひらを使って揉むように2~3回ほどかき混ぜてください。軽くかき混ぜたら水をかけながら3回撹拌し水切りを行ってください。この手順を2回程度行ったあと水切りをして終了です。
上手なお米の炊き方で一番のポイントは、炊飯するときに使う水になります。
日本のお米はミネラル分の少ない軟水の方が炊飯する水に適していると言われています。硬水に比べて軟水の方がお米に水分が浸透しやすいんです。浸透しやすいということは、炊きあがったときにふっくらとしたごはんに炊きあがります。
また、お米の特性(硬めのお米屋や柔らかめのお米)によって炊飯水を変えてみることも、良いかもしれません。
お米にこだわってみるのも良いですが、炊飯するお水を考えてみるのも美味しいごはんを作るための一歩につながりますので、ぜひ試してみて下さい。
「さあ、早速スイッチオン!」
ちょっと待ってください。季節によって浸水時間が変わることを知っていますか。実際には水温によってお米の浸水時間が違ってきます。
9℃~15℃(冬場など)水温の場合、やわらかいお米で60分~90分、硬いお米で90分~120分が浸水時間になります。また、20℃~27℃(夏場など)の水温の場合、やわらかいお米で30分前後、硬いお米で60分前後となります。
お米の種類や水温によって浸水時間が違ってきますので、ちょうどよい時間帯を探してみてください。
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